なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?


なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?
吉田 典生

日本実業出版社 2005-12-08
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



(アマゾンでのレビュー)

出版社/著者からの内容紹介

*創業経営者が直面する売上10億の壁。急成長企業におけるハイパフォーマー抜擢(幹部登用)の頓挫、失敗。トップおよびミドルマネジメントの現場で、「できる人」が「できる人を育てることができない人」になってしまうのはなぜか。

*たとえば、「スピードのある人は、じっくり考える部下を無言のうちに追い込んでしまう」「すぐに正解を与えて、それでよい結果が出てしまうことにより、次第に部下が無力化して依存性が高まる」「強いカリスマ性により、まったくタイプの違う部下まで上司という“一つのモデル”を追いかけてしまう」……等々。

*「できる人」であるがゆえに「できる人」を育てる障害を内面に抱えてしまう要因は数多くある。これらを分析し、解決策を明快に示す。「できる人」が持つ「できない人」に対するネガティブイメージを払拭し、相手を受け入れる。技術・知識等自分の持つリソースを棚卸しして、相手に植え付け、花開かせる……。壁を破れず悩んでいる当事者はもちろん、そういった部下を抱える管理者・経営者必読の書です。


目次

プロローグ・「できる人」の率いる集団が、「できる組織」にならない理由

少数の稼ぎ手と、そこにぶらさがる多くの「できない人」

「できる人」への幻想と限界

自分で「できる」能力と、他人の「できる」を導く能力

「できる人」だけを重んじる社会って?



第一章 「できる人」が陥る三つの罠


罠 その一 抜きん出た能力で頑張りすぎる罠


頑張るから能力が上がるのか、能力があるから頑張るのか

才能のある人には「できるイメージ」が湧いてくる

認められて力を増幅させていく「できる人」

「できる人」が作り出した「歌を忘れたカナリア」

高い能力を持つ人の孤軍奮闘が組織を蝕む

頑張る人への依存体質が風土になっていく

「できる人」がもたらす知識とノウハウのブラックボックス



罠 その二 成功体験にもとづく信念の罠 


自分のシナリオを「できない人」に押しつける

心の中の動機を伝授することはできない

ハードルが高いほど人は燃えるという思い込み

到達できると思えない目標の弊害

自分のスピードを相手に求める

スピードが遅いやつは怠慢……という思い込み

仕事一筋こそ生きる道という思い込み

仕事で生きている人、生きるために仕事をしている人

それぞれに適したワーク&ライフバランス




罠 その三 高い常識がもたらす非常識の罠


こんな簡単なこと、できて当たり前という誤った前提

このくらいで十分という、時間感覚のギャップ

こうして学んだという、自分の記憶がアダになる

苦しいことに前向きな人の落とし穴

仕事に対する忠誠心が「できない人」を引かせる

三つの罠にはまらないためには

教える力があるからこそ、育たない可能性がある

イマジネーションと意欲の源は何か




第二章 「できる人」は、こうして組織をダメにする


原因 その一 仕事の目標だけで人を動機づけようとする


「明確な目標」は成長の万能薬ではない

目標があるから進める人、目標のおかげで進めない人

目標に対する気持ちと実態が乖離した「できない人」

目標への真剣さが足を引っ張る要因になる

評価方法が変わっても「できる人」は変わらない

「信賞必罰」がプラスになる人、ならない人

環境適応できる人、できない人

目標に対する前向きさが「できない人」を追い込む

 覯未垢戮のプロ意識に隠された盲点

プロセスの見えない人は結果責任を負えない



原因 その二 「低次元なこと」の大切さに目を向けない


「サルにもわかる共通言語」を心がけても

わかりやすく話す「できる人」が気づいていないこと

自分で決めた「わかりやすさ」の危険

仕事の差はマニュアルの咀嚼力

すべてマニュアルどおりにやらないのは常識、の非常識

人間としての基本が、基本的にない人がいる

常識の枠組みが形成されている人、いない人



原因 その三 自分の頭の回転に合わせて部下を回そうとする


「簡単なこと」は誰にも簡単だと決めつけて仕事を進める

じっくり丁寧に教えれば伝わるものだと思っている

一つのことを繰り返せば、伝わるものだと思っている

これは簡単なこと、という誤った判断

組織の底上げは「できない人」の「できる化」にかかっている

目標だけで伸びるならコーチングは不要

「次元が低い」と決めつけることこそ、次元が低い

教えすぎると頭から抜けていく




第三章 「できる人」に知ってほしい「できない人」との違い


違い その一 「できる人」と「できない人」の自己認識の違い

違い その二 「できる人」と「できない人」の人生観の違い

違い その三 「できる人」と「できない人」に対する「周囲の目」の違い




四章 「できる人を育てる人」になるために


育てる人になる その一 「できる人」になる道程にあった問題点に気づく

育てる人になる その二 「できる人」が次のステージで求められることを明らかにする



第五章 「できる人を育てる人」の技術


育てる人の技術 その一 「できない人」を受け入れる技術

育てる人の技術 その二 「できない人」に伝わる技術




終章 「オン・ザ・ジョブ・コーチング」のススメ




Google
この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。